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読売新聞2011年6月17日配信
成年後見人として財産を管理していた男性の口座から現金約1510万円を引き出して着服したなどとして、名古屋地検特捜部は16日、愛知県弁護士会所属の弁護士、●●容疑者(35)を業務上横領と無印私文書変造・同行使容疑で逮捕した。同特捜部では初めて、容疑者の取り調べを録音・録画(可視化)する方針。
発表では、●●容疑者は2008年6月、名古屋家裁から愛知県内の高齢男性の成年後見人に選任されたが、09年7月~10年9月の間、男性名義の銀行や郵便局の口座から現金計約1510万円を横領した疑い。また、男性が同5月に死亡したことを受け、同12月に後見人業務の終了手続きを行った際、横領の発覚を防ぐため、口座の入金日を改ざんするなどした通帳のコピーを同家裁に提出した疑い。同家裁によると、男性の死後、財産を相続人に引き渡す過程で使途不明金が見つかり、今月2日に同地検に告発していたという。