特別養護老人ホームで入所者死亡 傷害致死の疑いで元職員逮捕（埼玉）

特別養護老人ホームで入所者死亡傷害致死の疑いで元職員逮捕（埼玉）

2025.9.10
日テレNEWS　より

埼玉県の特別養護老人ホームで、入所者に暴行を加え死亡させたとして逮捕された元職員の男が、逮捕前「介護事故」に関するサイトなどを閲覧していたことがわかりました。

警察によりますと、県内にある特別養護老人ホームの元職員・A容疑者はことし4月、施設のベッドで80歳の入所者に暴行を加え死亡させた疑いで逮捕され、容疑を認めています。

その後の捜査関係者への取材で、A容疑者が任意の事情聴取を要請された後、スマホで「介護事故」や「事情聴取」に関するサイトを閲覧していたことがわかりました。警察は、介護中の事故を装おうとした可能性もあるとみて調べています。

2025.9.9
NHK　より

ことし４月、埼玉県内の特別養護老人ホームで、80歳の入所者の男性の顔をベッドの柵にぶつけるなどして死亡させたとして、当時勤務していた元職員が傷害致死の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し「イライラして乱暴に体位を変えた」と容疑を認める供述をしているということです。

ことし４月、県内にある特別養護老人ホームで入所していた男性（80）が意識のない状態で見つかり、その後搬送先の病院で死亡しました。

警察が詳しく調べたところ、顔を骨折していて、暴行を受けて死亡したとみられることが分かり、捜査を進めていました。

その結果、介護福祉士として当時男性を担当していたこの施設の元職員、A容疑者（48）が、男性の胸ぐらをつかみ介護用ベッドの柵に顔をぶつけて死亡させたとして、傷害致死の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、調べに対し容疑を認めたうえで「イライラして乱暴に体位を変えた。ふだんから嫌いだった」などと供述しているということです。

警察は暴行に至ったいきさつを詳しく調べています。

元職員が逮捕されたことについて、この特別養護老人ホームは「このようなことが起きて非常に残念だ。なぜ事件が起きたのか検証し、今後の対応を検討したい」とコメントしています。