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2018.4.26(木)0:40配信
朝日新聞
依頼人に支払うために預かっていた5千万円余りを着服したとして、警視庁は25日、元弁護士の菅谷容疑者(51)=東京都中野区松が丘2丁目=を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
捜査2課によると、逮捕容疑は弁護士事務所の代表だった2013年6月~15年7月、遺産分割協議を任されていた東京都江東区の70代女性に支払うために、女性の親族の代理人から預かっていた約5320万円を、事務所の口座から無断で引き出し着服したというもの。飲食費や事務所の経費に充てていたという。別の依頼人からも8千万円余りを横領されたとの申告があるといい、同課が調べている。
菅谷容疑者は昨年7月、依頼人に渡すべき解決金などを横領したなどとして、所属していた東京弁護士会から除名処分を受けている。