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障害者支援施設で入所者に暴行か 28歳の元職員逮捕(北海道)

稚内の障害者支援施設で入所者に暴行か 28歳の元職員逮捕

2023.2.20
NHK より

 

稚内市にある障害者支援施設でおととし、入所者を引き倒したうえ体を踏みつけるなどの暴行を加えたとして施設の28歳の元職員が逮捕されました。捜査関係者によりますと、容疑を否認しているということです。

 

逮捕されたのは、稚内市の介護福祉士、若宮綾夏容疑者(28)です。
警察の調べによりますと、若宮容疑者は稚内市にある障害者支援施設「稚内はまなす学園」の職員をしていたおととし6月、入所者の47歳の女性を引き倒したうえ体を踏みつけたり、足をかけてわざと転倒させたりしたとして暴行の疑いが持たれています。

 

捜査関係者によりますと、調べに対し容疑を否認しているということです。
また、施設を運営する社会福祉法人によりますと、若宮容疑者は在職中の4年前とおととし、入所者への不適切な言動を理由に施設から厳重注意処分を受け、おととし10月に自主退職していました。
警察は先月、関係者から暴行についての情報提供を受け捜査を進めていたということで、施設内で虐待が常態化していなかったかなどさらに詳しく調べることにしています。

 

【運営法人“報告怠った”】
障害者支援施設「稚内はまなす学園」を運営する稚内市の社会福祉法人「緑ヶ丘学園」によりますと、暴行の疑いで逮捕された元職員の若宮容疑者は2017年5月からおととし10月まで施設に勤務していたということです。
若宮容疑者は4年前、入所者に対する不適切な言動があったとして、施設から厳重注意の処分を受けていました。
その後、おととし6月にも同じような行為があったとして再び厳重注意処分を受け、その年の10月に自主退職したということです。
「緑ヶ丘学園」の貝森輝幸理事長はNHKの取材に対し、「虐待の事案があったときに道に報告する義務があるが、施設として怠っていた。すでに退職した職員とはいえ、在職中に虐待行為があったことは誠に遺憾で、非常に申し訳なく思っている。警察の捜査に協力するとともに、二度とこのようなことがないように職員への指導を徹底したい」とコメントしています。

 

【他の入所者も被害訴え】
関係者によりますと、「稚内はまなす学園」の入所者の中には、今回の被害者とは別に若宮容疑者から暴力を振るわれたと被害を訴える人もいるということです。
関係者が先月、ほかの入所者から被害の内容を聞き取った音声データによりますと、この入所者は「頭を強くたたかれ、本当に痛かった。朝ごはんを食べさせてもらえなかったり、入浴中に冷たい水や熱湯をかけられたりした。車いすから落とされることもあった」と証言しています。
容疑者については、「二度と顔を見たくない。稚内から出て行ってほしい」と語気を強め、憤りをあらわにしていました。

 

【障害者施設で虐待相次ぐ】 道内の障害者支援施設では職員による入所者への虐待が相次いで明らかになっています。
西興部村にある障害者支援施設「清流の里」では、勤務していた元職員6人が去年5月から6月にかけて施設の入所者8人に対し不必要に体を押さえつけるなどの虐待を繰り返したとして、先月、暴行の疑いで書類送検されました。
施設によりますと、入所者を裸で長時間放置したり、器からこぼれた食事をそのまま食べさせたりする行為が行われていたということです。
また、白老町立の介護老人保健施設「きたこぶし」では、去年4月から10月にかけて複数の職員が入所者に対し、緊急性がないにもかかわらず拘束したり、暴言を繰り返し吐いたりする虐待をしていたことが去年12月に明らかになりました。

 

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