投資資金について少しでも「おかしい」と思う方、自分で判断する前に専門家にご相談下さい。損金なのか被害金なのか判断します。

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高齢者施設で入居者男性を暴行、死亡させたか 元職員を逮捕(大阪)

泉大津 特養老人ホーム入所者死亡 傷害致死疑いで元職員逮捕

2023.12.5
NHK より

 

大阪・泉大津市の特別養護老人ホームで、80代の入所者に暴行を加えて死なせたとして、31歳の元職員が傷害致死の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して「私の体のどこかがあたったかもしれないが、原因は分からない」と容疑を否認しているということです。

 

逮捕されたのは、泉大津市の特別養護老人ホーム「オズだいすき倶楽部」の元介護職員の男(31)です。

 

警察によりますと、泉大津市の特別養護老人ホームで働いていた2020年12月、入所者の福田功さん(当時89歳)の胸を圧迫するなどの暴行を加えて死なせたとして傷害致死の疑いがもたれています。
容疑者からの介護をうけたあと、福田さんが別の職員に胸の痛みを訴えたため病院で検査したところ、胸骨やろっ骨が折れているのがみつかったということです。
福田さんはろっ骨が折れたことなどによる呼吸不全で、よくとし(2021年)3月に死亡しました。
警察の調べに対し、容疑者は「私の体のどこかがあたったかもしれないが、骨折の原因は分からない」と容疑を否認しているということです。

 

【所長“心よりおわび”】
元職員が逮捕されたことを受けて、特別養護老人ホーム「オズだいすき倶楽部」の所長が報道陣の取材に応じ、「元職員は真面目で勤務態度に問題はありませんでした。虐待の兆候もなかったので逮捕されて驚きました」と話していました。
そのうえで、「入所者への虐待の疑いで元職員が逮捕される事態となり、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。警察の捜査に協力するとともに今後、利用者の安心安全な生活を最優先にサービスを提供して、信頼の回復に努めてまいります」と謝罪しました。

 

大阪の特養暴行死 被害者の長男、悔しさにじませ…

2023.12.5
産経新聞 より

 

「こんな死に方をさせたくなかった」

 

大阪府泉大津市の特別養護老人ホームで暴行され、令和3年に亡くなった福田功さん=死亡当時(90)=の長男が5日、元職員の逮捕を受けて取材に応じた。暴行後に呼吸器を付けて寝たきりとなった父の姿を思い浮かべ、悔しさをにじませた。

 

福田さんはまじめな銀行員で、午後6時には決まって帰宅した。「家族との時間を作ろうとしていたのだろう」と、長男は振り返る。若い頃から景色を撮影するのが趣味で、夫婦で国内各地を度々巡った。自宅には自分で撮影した山や滝などの写真が壁いっぱいに飾られ、長男は「プロの人が撮ったみたいでしょ」と笑う。

 

福田さんはもともと腰が悪かったが、徐々に悪化して約3年前に今回の施設に入所。設備が新しく、食事がおいしそうだったことから選んだといい、「過ごしやすい場所と思っていた」。

 

そんな中、助骨など9カ所が折れているとの一報が病院から寄せられた。寝たきりとなった姿を見るのがつらく、「せめて容疑者を逮捕してほしかったが、時間が過ぎていく中でもう諦めていた」と話す。

 

長男は今回の逮捕に「ようやく」と一息つくとともに、「虐待が知られることなく、傷ついている利用者が他にもいるかもしれない。事実が明らかになってほしい」と訴えた。

 

「ろっ骨が数本折れている」発覚のきっかけは病院からの通報 特養ホームで89歳男性を暴行死させた疑い 元職員の31歳男逮捕 別の入所者も「殴られた」被害訴え 施設では3年前から158件の介護事故

2023.12.5
ABCテレビ より

 

大阪府泉大津市の介護施設で、89歳の入所者に暴行し、その後、死亡させたとして元職員の男が逮捕されました。

 

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、泉大津市の特別養護老人ホーム「オズだいすき倶楽部」の元職員の男(31)です。

 

容疑者は2020年12月、当時入所者だった福田功さん(89)に暴行を加え、骨折させる重傷を負わせ、2ヵ月半後に死亡させた疑いがもたれてれています。

 

(記者リポート)「被害を受けた男性の胸には殴られたようなあとがあり、ろっ骨など9ヵ所の骨折も確認されました」

 

警察によりますと、福田さんは「要介護4」の認定を受けていて、日常生活全般で介護が必要な状態だったということです。

 

福田さんは、容疑者が夜勤として勤務していた時間帯に負傷したとみられ、警察が容疑者から事情を聞いていました。

 

(施設長)「(Q.容疑者の印象は?)まじめで勤務態度もよく、問題はありませんでした」

 

容疑者は警察の調べに対し「私の身体のどこかが当たったかもしれませんが、骨折の原因はわかりません」と容疑を否認しています。

 

約3年前に起きた今回の事件。発覚のきっかけは事件の2日後に被害者の男性が入院した病院からの通報でした。「男性のろっ骨の真上にこぶし大の打撲痕があり、ろっ骨が数本折れている」ということで、警察が捜査を始めました。

 

ただ、施設の中で起きたことで防犯カメラもなく、男性がけがをした理由の特定に難航しました。その後、警察は法医学者などに見解を求め、男性が事故で転倒したとは考えられず、第三者に危害を加えられた可能性が高いと判断し、5日逮捕に至りました。

 

逮捕された容疑者は、これまでに25回以上、参考人などとして聴取を受けていますが、犯行を否認しています。
この施設では今年、別の入所者の92歳の男性が職員に殴られたと話していて、施設の関係者らが当時の状況から、容疑者が暴行を加えたのではないかと警察に相談したということです。警察はこの件についても捜査しています。

 

また、この施設では介護事故が3年前から、今回の事件を含め158件発生しています。

 

事件があった施設には防犯カメラがなく、入所者は認知症などで意思疎通が難しい人が多いことから、事件なのか事故なのか、けがの理由の特定は極めて難しいといいます。

 

警察は今回逮捕した事件と、92歳男性への傷害事件の2件に絞って捜査を進める方針です。

 

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