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2024.5.18
福島民友新聞社 より
西郷村の障害者支援施設「県けやき荘」で男性入所者=当時(64)=にやけどを負わせたとして、傷害の罪に問われた同村小田倉字蛇口、元県社会福祉事業団職員の無職の男(43)の判決公判は17日、地裁白河支部で開かれ、菊地拓也裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決理由で菊地裁判官は、男性入所者に落ち度があったとは評価できないとし、入所者を介助する男の立場を踏まえ「犯行は厳しい非難に値するというべきであり、刑事責任は重い」と断じた。一方、男に前科がないことや勤務先から解雇され、社会的制裁を受けていることなどから執行猶予とした。
判決によると、男は2022年9月11日午前7時ごろ、県けやき荘で男性入所者に対し、熱した金属製スプーンを両太ももなどに当て、全治1~2カ月のやけどを負わせた。
2024.2.8
NHK より
おととし、西郷村の障害者支援施設で入所者にやけどを負わせたとして、警察は7日、施設の43歳の職員を傷害の疑いで逮捕しました。
警察は8日、容疑者の身柄を検察庁に送るとともに、余罪があるかについても調べを進めることにしています。
逮捕されたのは西郷村の社会福祉法人の職員、竹村容疑者(43)です。
警察によりますと、容疑者は、法人が運営する県立の障害者支援施設「福島県けやき荘」で、おととし9月10日から翌日までの間に、入所者の60代の男性の両足の一部にやけどを負わせた傷害の疑いが持たれています。
取り調べに対して「やけどを負わせたことは間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
去年12月下旬、県から入所者への虐待行為について警察に相談があり、施設の職員への聞き取りなどを行った結果、容疑者の関与が浮上したということです。
警察は8日午後、容疑者の身柄を検察庁に送るとともに、余罪があるかについても調べを進めることにしています。
2024.2.7
時事ドットコム より
福島県西郷村の障害者支援施設で、入所者の60代男性の両脚に大やけどを負わせたとして、県警白河署は7日、傷害容疑で、施設職員竹村容疑者(43)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は2022年9月10日午後から11日午前7時ごろまでに、西郷村の障害者支援施設「福島県けやき荘」で、60代男性の両太ももに全治1~2カ月のやけどを負わせた疑い。
施設の指定管理者となっている県社会福祉事業団は昨年12月に把握し、県警に相談。男性の家族から被害届が出されていた。県は今年1月、施設への立ち入り調査を行った。
同事業団は、竹村容疑者が男性に以前、尿をかけられたことに憤って、熱湯に浸したスプーンを押し当てたと説明していた。