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2024.10.22
KTS鹿児島テレビ より
鹿児島県指宿市は、県議会議員の小園さんが代表を務める会社が運営する介護施設で、新型コロナウイルス対策として医師の処方箋なしで薬を投与する、入所者への虐待があったとして、新規利用者の受け入れ停止などの行政処分を行ったと発表しました。
指宿市によりますと、行政処分を受けたのは、県議会議員の小園さんが代表を務める会社が運営する、指宿市のグループホーム「すもも」です。
市が施設の監査をしたところ、2022年8月から2024年6月にかけて、新型コロナの治療に効果があるとして寄生虫の治療薬「イベルメクチン」を医師の処方箋なしで入所者に投与する入所者への虐待が確認されたということです。
また、指宿市はこの施設で別の虐待も確認されたとしましたが、誰がおこなったかや、どのような虐待行為だったかなどの内容は明らかにしませんでした。
指宿市は施設に対して11月1日から半年間、新規利用者の受け入れ停止や、介護報酬の請求上限を7割とする行政処分を行いました。
指宿市・黒永副市長
「事業所の方で改善計画に基づいて改善を進めていく話。市としてはその進捗状況を注視していく。今後必要に応じて状況などを確認しながら対応していきたい」
2024.10.22
共同通信 より
鹿児島県指宿市は22日、同県の小園県議が代表を務める会社が運営する介護施設で、新型コロナウイルス対策として抗寄生虫薬「イベルメクチン」を医師の処方箋なく投与したなどとして、利用者の新規受け入れを11月から6カ月停止するなどの行政処分を行ったと発表した。処分は今月3日付。
厚生労働省などによる新型コロナウイルス感染症の「診療の手引き」はイベルメクチンについて、「有効性が示されず使用すべきでない」と説明している。
指宿市によると、市内にある「グループホームすもも」で2022年8月から23年6月にかけて、入所者へのイベルメクチンの投与や、入所者に対する虐待があった。