メールでの受け付けは24時間対応
0120-220-885
受付時間 平日 10:00~16:00
2025.5.23
NHK より
今月、佐賀市の老人ホームで、入所者の80代の男性が暴行を受けて死亡した事件で、逮捕された元職員が「ストレスでいらいらし、その感情をぶつけてしまった」という趣旨の供述をしていたことが関係者への取材で分かりました。
検察は23日、元職員を傷害致死の罪で起訴しました。
起訴されたのは、佐賀県の無職、A被告(35)です。
起訴状などによりますと、今月2日、介護士として勤務していた佐賀市にある有料老人ホームで、ベッドに横たわった入所者の87歳の男性の腰や胸の付近を、複数回踏みつけるなどの暴行を加え、ろっ骨を骨折させるなどして死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。
検察は、被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕後の警察の調べに対し「ストレスがたまって、いらいらしていた。その感情をぶつけてしまった」という趣旨の供述をしていたことが関係者への取材で分かりました。
また事件後、複数の入所者が警察の聞き取りに対し「ふだんから介護士にどなられて、怖い思いをしていた」と話していたということです。
事件を受けて、施設では今月15日、職員の研修や管理体制の見直しなど、再発防止策を徹底するとした上で「2度と同じ事態を起こさぬよう、万全の体制を整えて信頼回復に向けて全力を尽くす」とするコメントを発表しています。
2025.5.8
サガテレビ より
老人ホームの87歳の男性が、介護士に暴行され、その後死亡した事件で、県が施設に立ち入り検査を行う方針を明らかにしました。
この事件は、佐賀県の介護士、A容疑者35歳が、佐賀市の老人ホームで、入所者の男性(87)に対し顔を殴ったり、背中を踏みつけたりする暴行を加え、胸の骨を折るなどけがをさせ、柳瀬さんがその後、死亡したものです。
事件を受け県は、事件があった有料老人ホームを立ち入り検査する方針を明らかにしました。 県は施設の職員への聴き取りや書類の確認を通して、施設が適切に運営・管理されているかを検査するということで、日時は決まってないが速やかに立ち入り検査をしたい、としています。
また約3年前に県が施設の調査を行った際には大きな問題は見られず、これまで関係者からの通報や相談もなかったということです。
施設によりますと、事件当日は、介護士と看護師合わせて2人の勤務で、看護師の休憩時間には、容疑者が一人で勤務する時間帯があったということです。
2025.5.3
RKB毎日放送 より
佐賀県内の老人ホームで入所者の男性に暴行を加え胸の骨などを折ったとして、介護士の男が逮捕されました。
男性は死亡が確認されています。
傷害の疑いで3日逮捕されたのは、佐賀県に住む介護士・A容疑者(35)です。
容疑者は2日、佐賀県内にある老人ホームで、入所者の男性(87)の顔を手で殴ったり、背中に立って踏みつけたりして、胸の骨を折るなどのけがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと男性は運ばれた病院で死亡が確認されました。
司法解剖の結果、死亡原因は外傷性ショックでした。
警察は病院からの通報を受けて捜査を始めたということです。
取り調べに対し容疑者は容疑を認めているということで、警察が動機などを調べています。
また、警察は容疑を傷害致死に切り替えることも検討しています。