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2025.5.29
NHK より
去年、入所者への不適切な身体拘束が明らかになった函館市の特別養護老人ホームについて、市は、身体的虐待にあたると認定し、ことし7月から半年間、新規利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。
処分を受けたのは函館市内にある特別養護老人ホームです。
市によりますと、この施設ではおととしの1月ごろから12月25日までの間、少なくとも22人の職員が入所者6人に対し、ベッドを柵で囲んで行動を抑制したり、3年前の8月ごろからおととし12月25日ごろまでの間、少なくとも24人の職員が入所者2人に対し腰のあたりをシーツなどで巻きつけたりしていたということです。
これらは、やむを得ない場面ではないのに行っていた身体拘束であることからいずれも「身体的虐待」にあたると認定し介護保険法が定める人格尊重義務に違反するとしています。
このため、市は29日、この施設に対し、ことし7月から12月までの半年間、新規利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。
市によりますと、施設側は今回の処分について意見を聞く聴聞で「異論はない」と話しているということです。