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2025.7.24
日本経済新聞 より
岐阜県は23日、同県内の障害者施設Aで、職員14人が利用者の頭を小突くなどの虐待行為をしていたと発表した。昨年10月、14人のうち1人が県警に暴行容疑で逮捕されたため、調査していた。
今年9月から3カ月間、新規利用者の受け入れ停止処分とした。
県は調査で利用者18人に対する計40件の虐待行為を認定。食事をこぼした利用者の頭部を拳で小突いたり、差し出した腕をつかんでひねるなど身体的な虐待の他、強い口調で「何回言ったら分かるんや」と言ったり、利用者が顔を洗う際「自分でできないの、ばかやね」と伝えたりする心理的な虐待があったとした。
県は施設の運営を、岐阜市の社会福祉法人に委託している。県の担当者は「入所者、家族らに大変申し訳ない。県民の信頼を損なった」と謝罪。社会福祉法人に再発防止策を策定させるとした。
入所者の顔を手のひらで殴ったなどとする暴行容疑で逮捕された男性職員は、多治見簡裁で昨年10月、暴行罪で罰金15万円の略式命令を受けた。
2025.7.23
岐阜放送 より
去年10月、岐阜県内の障害者支援施設で施設職員の男が入所者の男性を虐待した事件を巡り、県は23日、この施設でほかにも複数の職員による虐待事案があったと発表しました。県は23日付けで、この施設に対し、3カ月間の新たな受け入れを停止する行政処分を行いました。
県によりますと、事件発覚後に行った調査の中で、夕食の支援中に入所者が食事をこぼした時に頭部を拳で小突くなど計40の虐待行為に職員14人が関わっていたことが新たにわかりました。
施設では、事件を受けて職員を対象にした研修を行ったほか、今後、外部の有識者による第三者委員会を立ち上げて、再発防止策を策定するということです。
施設を運営する社会福祉法人は「被害に遭われましたご利用者、ご家族はもとより、すべてのご利用者、ご家族の皆様に対しましても心から深くお詫び申し上げます」とコメントしています。