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老人ホームで虐待の疑い、74歳死亡 運営会社に改善求める 三重

2022.6.10
毎日新聞 より

 

2020年2月、三重県伊勢市の民間会社が同市内で経営する老人ホームで、体の不調を訴えた入所男性が、施設職員にホームから連れ出され、別の場所にあるホーム運営会社の施錠された部屋に一晩放置され、翌朝までに死亡していたことが毎日新聞の取材で明らかになった。

 

同市は、本人の意思なく入所者を無届け施設の部屋に強制的に移動させることは虐待にあたる疑いがあるとして、高齢者虐待防止法などに基づく調査と、介護保険法に基づく監査を実施。市は運営会社に対して入所者の待遇についてさまざまな改善点を指摘し、是正を求めた。今後、改善状況を確認していくという。

 

男性が入所していたのは、伊勢市内にあり、民間会社が県に届け出て運営する住宅型有料老人ホーム。

 

同施設の複数の関係者によると、死亡したのは当時74歳の男性。20年2月、老人ホームで男性が「胸が苦しい」「病院に連れて行ってくれ」などと繰り返し訴えた。スタッフは「現場では対応しきれない」と経営者に連絡。その後、経営者と社員の2人は男性をホームから約14キロ離れたビル1階にある、運営会社事務所の部屋に運び入れ、外側から3カ所のカギをかけたという。

 

翌日朝、事務所に出勤してきた別の男性社員が室内のソファで男性がぐったりしているのを発見。事務所から約50メートル離れたデイサービス施設内のベッドに移動させ、その後、市内の医師に連絡したという。老人ホームの運営会社は「現在は経営者が変わり、詳しいことはわからない。現在は市の指導もあり、今回のような無届けの場所への移動などはさせてない」と話している。

 

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